まいぶんバスツアー
昨日は(財)群馬県埋蔵文化財調査事業団主催の埋蔵文化財バス見学会に参加。前日までの雨もあがりまずまずの天気でした。やはりというか参加者はご高齢の方ばかりで、現役世代は私とoobutaさんくらいだったのではないかな。大型バスに乗り込み目的地の安中まで、職員さんから周辺の遺跡のレクチャーを聞きながらの道中でした。
最初は、縄文~古墳時代の集落跡である安中市長谷津遺跡へ。発掘中の現場を解説付きで見学しました。7月の現説のは来られなかったのですが、そのとき見られたはずの方形周溝墓はすでに埋められてしまい残念でした。しかし、床面積109平方メートルもある弥生時代の竪穴式住居跡にはビックリ。こんなに大型のものはめったにないそうです。
安中市学習の森ふるさと学習館では「上毛三山-赤城・榛名・妙義の歴史と信仰」という企画展を、学芸員さんの解説を聞きながら見学。もちろんそれもよかったのですが、前橋市前二子古墳出土の装飾須恵器が展示してあり、oobutaさんとともにこちらの方に興味津々。
ここで昼食にした後、いよいよお目当ての簗瀬二子塚古墳です。6世紀初頭築造とされる墳長約80mの前方後円墳で、群馬県では初期の横穴式石室が開口しています。数年前から鉄扉で厳重に閉鎖され(その前に私有地ですが)見学できなくなっていますが、今回は特別に中に入っての見学です。私は以前一度潜っていますが、古墳巡りを始めたばかりのころだったし、カメラもしょぼかったので絶対もう一度見たいと思っていました。ヘルメットを装着し8人づつで見学。羨道が非常に狭く、職員さんの期待?どおり頭を2度ほど天井にぶつけながら玄室はいると、一面真っ赤な壁が目に飛び込んできました。これが見たかったのですよ。奈良の桜井茶臼山古墳のような水銀朱ではなくベンガラの赤ですが、こんなに良く残っている石室は関東ではめったにないはずです。oobutaさんの秘密兵器シュー装着LEDライトも登場し、夢中で撮影しまくりました。

最後に、妙義山近くの北浦遺跡へ。ここには縄文時代の小規模な環状列石が復元保存されています。そそりたつ絶壁が特徴的な妙義山を見ながら、縄文時代の人々が何を思ったのか、しばし思いを馳せながら見学。
たまにはこういうゆったりとした遺跡めぐりもよいものです。勉強にもなるし。まいぶんの職員さん、学習館の学芸員さん、ありがとうございました。また遠路はるばるお越しいただいたoobutaさん、お付き合いありがとうございました。
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コメント
先日はありがとございました。
一旦閉鎖した石室はなかなか見せてもらえないので今回は入れてよかったです。
oobuta日記に書きましたけど、今度の連休に岐阜県本巣市の舟来山古墳の石室が公開になります。
昇寛さんの技術はうまいですね。
梁瀬二子山の側面写真、うまく撮れてますね。
自分もパノラマ合成してみたけど今一でした。
羨道の狭さもよく分りますね、モデルが良かったかな。
また、面白い情報があったら教えてください。
投稿: oobuta | 2009/11/20 17:36
こちらこそありがとうございました。
勝手にモデルにしてすいません。でも石室写真て人間が写っているのといないのとではずいぶん印象が違いますよね。
岐阜は遠くて行けませんが、良い写真が撮れることを祈っています。
投稿: 昇寛 | 2009/11/21 08:16