安中市・富岡市・吉井町再訪
草木もすっかり元気になり古墳シーズンは終了、ということで図書館でも行って情報収集しようかと思ったのですが、小日向遺跡群の出土品が安中市ふるさと学習館で展示されているそうなので行って見ることにしました。学習館に着くと駐車場には1台しかとまっていなくて閑散としています。残念ながらどこの市町村でもこの手の施設は人気ないですね。建物は傾斜地を利用した鉄筋コンクリート造3階建てで、2階に考古資料などが常設展示されています。
入館料100円を払って見学。小中学生を意識した展示でわかりやく、小規模ですが見栄えのするディスプレイで好感がもてます。お目当ての出土品は3階に展示されていました。小日向遺跡群は、九十九川と増田川合流点近くの台地上にあり、古墳や縄文から平安にかけての集落などが発掘調査されています。古墳は、県道で分断されていた琴平山古墳とその近くの権現山古墳が調査されたようです。古墳の展示品は思ったより少なく特に目を引くようなものもありませんでした。それよりも権現山古墳の石室がまだ見学できるのか気になって訊ねてみると、もう調査地は開発工事が始まっているとのこと。次の目的地「アイリスの丘」が偶然にもそのすぐ近くなので、駄目元で寄って見ることにしました。
アイリスの丘で見事なポピーやアイリスを堪能し(後で写真をアップします)、小日向遺跡群へ。残念ながら、何の開発かわかりませんが重機がたくさんあって地均しが始まっており遺跡はもう埋まってしまったようです。あきらめて帰ろうと思ったのですが、巨石がチラッと見えたので念のため近寄ってみるとありました!下部しか残っていませんが小型の横穴式石室が。これだけでも来た甲斐があるというものです。
次ぎは富岡市へ入り、まだ見ていなかった北山茶臼山古墳へ。かなり山登りをするというの避けていましたが今回は気合を入れて挑戦です。この古墳は関越道南側の丘陵頂部にあり当地では最も早い4世紀末~5世紀初頭に築かれた円墳。丘陵南側に回りこむと案内の標識が建っていたのでそれに従い山道を登ります。運動不足がたたり息が切れましたが、ゆっくり進み15分ほどで頂部へ到着。山頂を整形した円墳なので、どこが古墳?という感じですが3世紀に魏で作られた鏡が出土するなどなかなか侮りがたい古墳で、発掘の経緯が刻まれた明治31年建立の古めかしい碑もあります。杉林がなければ四方が見渡せる景勝の地なのでしょうが、残念ながら開けているのは南側のみ。
これで今日の予定は終了ですが、ついでなので帰りに吉井町の薬師塚古墳と御穴塚古墳へ寄り石室の写真を取り直してから帰路へつきました。
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